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『寒露の渡り』サシバがつないだ国産米の琉球泡盛 渡りをするタカ「サシバ」は、日本では本州・四国・九州で子育てをして、南西諸島以南と台湾やフィリピンで越冬しています。近年は個体数の減少傾向が見られ、環境省は2006年、サシバを絶滅危惧種Ⅱ類に指定しています。 現在、日本自然保護協会、アジア猛禽類ネットワーク、日本野鳥の会、日本鳥類保護連盟 等で実行委員会を運営して、サシバの繁殖地、中継地、越冬地の自治体の主催による「国際サシバサミット」を開催しています。2019年5月には、日本を代表するサシバの繁殖地である栃木県市貝町で第1回を開催しました。地元の方々と、各地でサシバの保全や研究に取り組む方々、総勢300人が集まり盛大に開催されました。サミットでは、市貝町、沖縄県宮古島市、台湾、フィリピンから市長等の代表者によって、今後、各地で国際サシバサミットを開催していくことと、自治体同士で国際的な連携をしながらサシバの保全と地域づくりを進めていくことが、サミット宣言として発表されました。 次回は、今年10月17-18日に宮古島市で「国際サシバサミット2020宮古島」の開催を予定していましたが、新型コロナウィルスの終息を待つため、2021年10月に延期することが決定しています。 *「国際サシバサミット2019市貝」の配布資料とサミット宣言はWEBサイトで公開しています。 https://www.nacsj.or.jp/GFB-SUMMIT/ 今回、「国際サシバサミット」に関連する企画として、市貝町でサシバ繁殖地の保全に取り組む「続谷営農組合」が生産するお米を原材料とした、琉球泡盛づくりが実現しました。泡盛づくりは、日本で唯一、国産米(無農薬・自然栽培米)をつかって琉球泡盛づくりをする「宮の華」にご協力頂きました。宮の華の工場がある宮古島市伊良部島は、国内で最も多くのサシバが中継地として飛来する場所です。 市貝町では、休耕田の増加が、サシバが子育する環境を悪化させているため、この泡盛は、サシバが子育てをする環境の保全に繋がります。また、販売収益の一部は、伊良部島でサシバが休息と越冬をする環境を保全する「サシバの森づくり」に役立てられます。 宮古諸島では、サシバが大群で飛来する様子を、その時期が二十四節気の「寒露」にあたることから、『寒露の渡り』と呼んでいます。 2019年秋に収穫したお米でつくられた琉球泡盛『寒露の渡り』は、約10カ月の熟成期間を経て、2020年10月8日(寒露)に解禁となります。サシバの繁殖地・中継地・越冬地の保全に繋がる琉球泡盛を、皆様をお誘いあわせの上、是非お試しください!!