サシバがつないだ国産米の「琉球泡盛」と「もろみ酢」
<サシバってどんな鳥?>
カラスほどの大きさのタカ。本州・四国・九州で子育てをし、南西諸島以南と東南アジアで越冬する渡り鳥です。3月下旬から各地に飛来し、バッタやカエル、ヘビなどを獲物として子育てをします。サシバがいる里山は、多様な動物が住む自然豊かな場所と言えます。(写真:仲地邦博)
<絶滅危惧種に指定されました>
近年、個体数の減少傾向が続いており、宮古島に飛来する数はかつての1/4程度、サシバの子育てが確認できる地域は2/3以下に減少していることから、2006年に絶滅危惧Ⅱ類に指定されました。
「寒露の渡り」は国際サシバサミットの一環でつくられました。
サシバの繁殖地・中継地・越冬地が集まり、サシバの未来について考える国際サミット。第1回は2019年5月に繁殖地の代表、栃木県市貝町で開催。第2回は2021年10月に中継地の代表、沖縄県宮古島市で開催しました。